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遺伝的アルゴリズム診断
遺伝的アルゴリズムを用いて最適なテクニカル指標の組み合わせを探索します。
基本情報画面
基本情報は、銘柄基本情報のヘルプを参照してください。
遺伝的アルゴリズム診断の使い方
画面上部に銘柄基本情報画面が、下部に遺伝的アルゴリズム診断画面が表示されます。銘柄基本情報画面の詳細につきましてはこちらを参照下さい。以下では遺伝的アルゴリズム診断の操作方法をご説明いたします。
本アプリケーションは以下のステップに従って操作してください。
- 診断に用いる期間を選択します。(図中の1にて示したプルダウンメニュー)
期間は約6ヶ月(125営業日)、約1年(250営業日)、約2年(500営業日)の3つから選択できます。 - 分析開始ボタンをクリックすると診断がスタートします。(図中の2)
- 診断が終了すると診断結果が表に表示されます。(図中の3及び4)
またチャート内に診断結果に従って売買したときの損益が表示されます。
診断結果について
診断結果は表およびチャートにて表示されます。
- 図中の1にて示した表で診断結果のサマリーが表示されます。
- 図中の2にて示した表では過去実績に基づく「買い」〜「売り」までの日数と平均上昇率が表示されます。
- 図中の3にて示した表では、遺伝的アルゴリズムによって探索されたテクニカル指標の組み合わせの中から最適なものが表示されます。この表は「売り条件」と書かれた条件を「全て」満たす時に売り、「買い条件」と書かれた条件を「全て」満たす時に買うと、売買パフォーマンスが最適化される、ということを意味しています。また「現在値」には現在売り条件を満たしているテクニカル指標が青色で、買い条件を満たしているテクニカル指標が緑色で表示されます。
- チャート内には診断結果に基づいて売買を行った際の損益が表示されます。図中上段のチャートは銘柄のローソクチャートと売買タイミングを示し、下段の薄赤色の線は売買結果を示しています。また、薄赤色のポイントと青色のポイントは、それぞれ買い条件を満たした日、売り条件を満たした日を示しています。青色背景の領域は銘柄を保有している期間を表しています。
遺伝的アルゴリズムとは
遺伝的アルゴリズムは近似解を探索するメタヒューリスティックアルゴリズムの一つです。本アプリケーションの場合、テクニカル条件の組み合わせを遺伝子と呼ばれる数値の組み合わせで表現し、遺伝子の適応度と呼ばれる値を過去の売買パフォーマンス・売買回数などから計算します。適応度の高い遺伝子ほど高い確率で生存させ、適応度の低いものを消すという操作と、生き残った遺伝子たちを交叉や突然変異させる、という操作を交互に繰り返し行うことで適応度の高い遺伝子の探索を行います。最後に最も高い適応度を持つ遺伝子を解として出力しています。
遺伝的アルゴリズム自体の詳しい解説はここでは割愛させていただきます。検索エンジンやウィキペディアなどをご利用ください。