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注目トピックス 日本株/AndDo Research Memo(6):2024年6月期第2四半期は売上高及び各段階利益が過去最高を更新(1)

2024/04/04 17:22

*17:22JST AndDo Research Memo(6):2024年6月期第2四半期は売上高及び各段階利益が過去最高を更新(1)
■業績動向

1. 2024年6月期第2四半期の業績概要
And Doホールディングス<3457>の2024年6月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比39.1%増の35,372百万円、営業利益が同23.4%増の2,158百万円、経常利益が同13.1%増の2,095百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.9%増の1,403百万円となった。売上高及び各段階利益は前年同期比で2ケタ伸長し、第2四半期累計業績として過去最高を更新した。これらにより、期初予想比では売上高が25.8%増、経常利益が16.4%増となり、売上・利益ともに期初計画を大きく上回る進捗を見せた。

事業セグメント別の動向としては、成長強化事業であるハウス・リースバック事業と不動産売買事業が引き続き業績を牽引した。特に不動産売買事業の伸びが大きく、売上高は前年同期比69.4%増、営業利益は同42.1%増となった。注力している住宅系の販売が好調に推移したことに加えて、コロナ禍に割安で仕入れた大型物件の売却が順調に進んだことなども業績の拡大に寄与した。ハウス・リースバック事業も順調に業績が拡大し、売上高は同23.4%増、営業利益は同16.2%増となった。

(1) フランチャイズ事業
フランチャイズ事業の売上高は前年同期比1.1%増の1,637百万円、営業利益は同5.2%減の991百万円となった。開発余力の大きい首都圏及び都市部の新規開発、店舗数拡大によるブランド認知度の向上に加えて、積極的な広告宣伝投資と人材投資により、新規加盟獲得に注力した。コロナ禍で一時的に増加した退会数も平常化しており、足元では新規加入が順調に増加している。2024年6月期第2四半期における新規加盟店舗数は58店舗(前年同期比1.8%増)で累計加盟店舗数は708店舗(前期末比16店舗増)と、順調に新規加盟店が増加した。また、スーパーバイザーの加盟店フォロー体制の強化や各種新規サービスの開発及び提携企業の拡充を進めた結果、新規開店店舗数は46店舗(前年同期比34.3%減)、累計開店店舗数は632店舗(前期末比9店舗増)となった。累計加盟店舗数、累計開店店舗数は引き続き増加傾向にあるが、都市部注力エリアに加えて、九州エリアでの新規獲得が順調だったことが寄与した。また最近では、不動産のプロ経営者の新規加盟も増加している。なお、減益となっているのは前年同期にあった解約金の増加が一巡したことによる反動であり、今後は、トップラインの拡大に伴って利益も積み上がることが想定される。

(2) ハウス・リースバック事業
ハウス・リースバック事業の売上高は前年同期比23.4%増の12,851百万円、営業利益は同16.2%増の1,569百万円となった。老後の生活資金や事業資金への活用など顧客のニーズが高いなか、取扱件数のさらなる拡大に向けて広告宣伝・人材投資を継続したことにより、問い合わせ件数及び仕入契約件数が順調に推移した。新たに608件の物件を取得した結果、累計保有件数は前期末比39件増の712件、累計保有総額は同2.0%増の10,715百万円となった。また、充実した在庫を生かして流動化を実施し、555件をファンドや不動産買取会社などへ譲渡、再売買及び処分した。HLBファンド16号・17号に対して合計44.3億円の譲渡を実施しており、ファンドからの利益である匿名組合投資利益は同14.9%減の205百万円となった。流動化を促進しながらも保有物件は高水準で持ち越されているため、今後のさらなる成長が期待できる。なお、ファンドへ譲渡した後に得られる配当や解散時の分配金などもこのスキームに係る収益と考えられるが、損益計算書では営業外収益に計上されるため、これを勘案して事業の収益を見る必要がある。

(3) 金融事業
金融事業の売上高は前年同期比25.6%減の220百万円、営業利益は同67.9%減の28百万円となった。同事業は、非中核事業である不動産担保融資の縮小に伴い減収減益となったものの、成長強化事業であるリバースモーゲージ保証事業は順調な進捗を見せた。提携金融機関の新規開拓及び連携強化によるリバースモーゲージ保証の認知度拡大と利用促進を図った結果、新規保証件数は前年同期比56.3%増の272件、累計保証件数は前期末比230件増の1,415件、累計保証残高は前期末比24.2%増の16,356百万円まで拡大した。金融事業におけるリバースモーゲージ保証事業の絶対額が相対的に小さいなか、不動産担保融資を縮小させている影響により、営業利益率が前年同期比16.8ポイント低下の12.7%になったものの、リバースモーゲージ保証事業の収益性が高いことに変わりはない。今後は、保証残高が積み上がり事業規模が拡大するにつれ収益性もさらに高まるものと弊社は見ている。

また、2024年6月期第2四半期においては都内金融機関との提携実績が順調に積み上がった。今後のリバースモーゲージ保証事業のさらなる普及拡大に期待がかかる。

(4) 不動産売買事業
不動産売買事業の売上高は前年同期比69.4%増の18,946百万円、営業利益は同42.1%増の1,700百万円となった。住宅ローンの超低金利が維持され、住宅需要が堅調に推移するなど良好な事業環境のなか、住宅系の販売が好調に推移した。加えて、コロナ禍に割安で仕入れた大型物件の売却が順調に進んだことも業績の急伸に寄与した。また、中古住宅買取再販に関しても順調に業績が拡大した。こうしたなか、売却件数は同46.1%増の428件に膨らんだ。また、同事業に関しては、引き続き積極的に仕入れを行う方針であり、2024年6月期第2四半期末時点の在庫額は前期末比4.6%増の34,013百万円となった。在庫については随時商品化することで業績に転化する見通しで、中長期的に業績に貢献することが見込まれる。

(5) 不動産流通事業
不動産流通事業の売上高は前年同期比14.3%減の828百万円、営業利益は同10.2%減の272百万円となった。住宅ローンの超低金利継続により実需は堅調に推移したものの、注力事業への人員シフトのため店舗を統合したことなどにより、仲介件数は同18.8%減の884件となった。

(6) リフォーム事業
リフォーム事業の売上高は前年同期比7.2%減の1,254百万円、営業利益は同11.2%減の117百万円となった。不動産売買仲介事業との連携による中古住宅+リフォーム受注や、住宅設備メーカーなどとコラボレーションしたリフォームイベントを積極的に開催し集客につなげたものの、契約件数は同8.4%減の770件となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)


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