フィスコ ニュース

このページの使い方

ネットイヤーグループ

(東証グロース : 3622)NETYEAR GROUP CORP.会社HPへ会社HPへ
20分遅れ ネットイヤーのデイトレード情報は「デイトレ株マップ.com」へ!
【制度信用】
始値年高 ()時価総額億円
高値年安 ()PER
(%) 安値単元株数PBR
出来高平均売買配当利回%
20分遅れ【制度信用】

()
  • 始値

  • 高値

  • 安値

  • 出来高

  • 年高

    ()
  • 年安

    ()
  • 単元株数

  • 平均売買

  • 時価総額

    億円
  • PER

  • PBR

  • 配当利回

ネットイヤーグループ フィスコ ニュース

注目トピックス 日本株/ネットイヤー Research Memo(3):理想のCXを実現するデザイン設計力に強みを持つ

2023/12/04 15:13

*15:13JST ネットイヤー Research Memo(3):理想のCXを実現するデザイン設計力に強みを持つ
■事業概要

2. 事業内容と強み
ネットイヤーグループ<3622>が事業領域とするデジタルマーケティングとは、企業活動においてオウンドメディアを中心に、既存メディアや営業、コールセンター、店舗などと連携させるマーケティング手法を指す。企業や自治体などのクライアントに対して、新たなデジタルマーケティング戦略を提案・実践することで、クライアントが目標とするブランド価値の向上や売上成長、業務変革の推進などの成果を導き出すサービスである。

デジタルマーケティング領域は、顧客との接触手段によって以下の4つのメディアに分類される。1つ目は、ネット広告を掲載する「ペイドメディア(Paid Media)」、2つ目はインフルエンサーマーケティング等を行う「アーンドメディア(Earned Media)」、3つ目がSNSなどで消費者が口コミ投稿を行う「ソーシャルメディア(Social Media)」、4つ目が自社Webサイトやアプリ上で各種コミュニケーション施策を行う「オウンドメディア(Owned Media)」である。このうち、同社は「オウンドメディア」を使ったデジタルサービス開発やデジタルマーケティング施策の立案・開発・運用などを強みとしている。

同社の強みは創業から24年間、CXデザインという考え方を基にプロジェクトに取り組んできたことで、理想のCXを実現するための引き出しを多く持っていることにある(=高いコンサルティング力)。CXとは直訳すると顧客体験のことだが、「顧客が店頭、広告、Webサイト、アプリなど様々な接点を通して、企業が提供するサービスや商品に興味・関心を持ち、購入し、利用し続ける一連の体験」を指し、CXを高めることで商品の購入につなげる、あるいはその企業やブランドのファンになってもらうことが最終的な目標となる。こうしたCXのデザインから構築、運用・改善等の一連のプロセスを循環させより良いものにすることで、顧客企業との継続的な関係性を構築している。

CXを効果的に高める方法は、クライアントの事業内容によって異なるため、案件ごとに要件定義を設定するカスタムプロジェクトとなる。一般的に開発期間は3ヶ月程度、長いもので1年程度となる。システム開発部分に関しては大半を外注でまかなっている。受注単価は案件によって様々だが、最近では「データ分析」を取り入れたマーケティング手法の活用、あるいは顧客企業の他の部門(営業部門や情報システム部門等)とのシステム連携などが求められるなど、プロジェクトが複雑化かつ大型化する傾向にある。また、デジタルマーケティング技術も日々進化を続けており、ここ最近はクライアントの要求もより専門的かつ高度化している。こうした市場環境において、同社の課題であったシステム開発力はNTTデータと協業することによって解消されつつあり、協業案件の増加によって同社の業績も上向くなどシナジー効果も出始めている。

カスタムプロジェクト以外では、自社及び他社開発プロダクトの導入支援も行っている。他社製品としては、Salesforce.comのMA(Marketing Automation)ツール、Google、Adobeのアクセス解析ツールなどがあり、カスタムプロジェクトと合わせて導入するケースもある。また、2022年3月期よりShopify Inc.が提供するECプラットフォーム「Shopify」の導入・活用支援サービスも開始した。

クライアントの業種は小売業やサービス業、製造業、金融業など幅広く、顧客規模は日本を代表する大企業が中心だ。なかでも、オウンドメディアによるデジタルマーケティングの重要性が高いBtoC領域を展開するクライアントが多く、最近手掛けた大型案件にはスターバックスコーヒージャパン(株)(以下、スターバックス)やモスフードサービス<8153>などのプロジェクトがある。また、ここ数年はNTTデータ向けの売上構成比が上昇傾向にあり、2023年3月期は34.5%まで上昇した。NTTデータ向けでは通信業や金融、自治体向けの案件が増えており、今後も共同開発プロジェクトの増加とともに構成比率は緩やかに上昇していくと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


《SO》
この分析を他の銘柄で実行

投資家のための銘柄分析・検索サイト「my株」

投資家のための銘柄分析・検索サイト「my株」提供開始!

主要指標

日経平均株価
24/04/26 15:15
up
37,934.76円
(+306.28円)
日経平均チャートへ
TOPIX
24/04/26 15:00
up
2,686.48
(+22.95)
TOPIXチャートへ
円相場(USD/JPY)
24/04/29 11:55
up
159.335-159.337
(+0.69%)
円相場チャートへ

株マップ・my株公式youtube 最新動画

株マップファミリーのご案内

FX株マップ.com

デイトレ株マップ.com

イージー株マップ.com

投信株マップ.com

ETF株マップ.com

株マップ.com Lite
> >

>

3622 ネットイヤーグループ

文字サイズ: | |

PageTop