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注目トピックス 日本株/Aoba-BBT Research Memo(2):1歳の幼児から社会人までを対象に「生涯教育プラットフォーム」構築

2024/01/25 14:42

*14:42JST Aoba-BBT Research Memo(2):1歳の幼児から社会人までを対象に「生涯教育プラットフォーム」構築
■事業概要

1. 事業内容
Aoba-BBT<2464>は、経営コンサルタントで創業者の大前研一(おおまえけんいち)氏が、「世界で活躍するリーダーの育成」を目的として、1998年4月に設立した教育サービス会社である。主に社会人を対象として、BBT大学/大学院やオープンカレッジなどオンラインによる教育サービスを中心に事業展開しており、教育コンテンツをすべて自社で企画・制作していることが特徴である。

2013年10月には、幼・小・中・高の一貫校であるAJIS(東京都練馬区光が丘、目黒区青葉台)を運営する(株)アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(以下、アオバ)を子会社化し、1歳の幼児から社会人までをカバーする「生涯教育プラットフォーム(Life Time Empowerment)」を構築した。また、2019年7月に企業向けにITマネジメントスキルの研修サービスや教材開発を行う(株)ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック(以下、ITPJ)を子会社化したのに続き、2021年5月には子ども向けオンライン英会話スクールを運営する(株)ブレンディングジャパンを、同年11月にはITマネジメントスキルの研修サービス等を行う日本クイント(株)を相次いで子会社化※し、幅広い分野においてリアルまたはオンラインにて質の高い教育サービスを提供している。

※2022年4月にITPJが日本クイントを吸収合併した。


事業セグメントは、同社やITPJ、ブレンディングジャパン等で展開するリカレント教育事業と、子会社のアオバが中心となって展開するプラットフォームサービス事業、その他(書籍の印税収入、賃貸収益、新規事業等)及び調整額(施設利用料収入、全社共通費用)で区分している。売上高構成比で見ると、リカレント教育事業とプラットフォームサービス事業でほぼ二分する格好となっている。また、EBITDAマージン(償却前営業利益率)で見ると、2023年3月期はプラットフォームサービス事業が14.3%、リカレント教育事業が4.3%となっている。プラットフォームサービス事業は生徒数の増加に伴って収益性も上昇傾向にある。一方、リカレント教育事業のEBITDAマージンは新サービス開発やAI/DXなどの先行投資を実施したこともあり2023年3月期はやや低下したが、2024年3月期以降は投資の効果が顕在化し収益性は向上すると見られる。

(1) リカレント教育事業
リカレント教育事業では、主にUniversity事業系、法人向け人材育成事業系、英語教育事業系、ITマネジメント事業系のサービスを展開している。

University事業系では、個人向けにBBT大学/大学院、ボンド大学(オーストラリア)との提携よるBOND-BBT MBAプログラムのほか、オープンカレッジなどのオンライン教育サービスを提供している。法人向け人材育成事業系では、新入社員から中堅社員、幹部社員、経営者など階層別研修や、テーマ別研修など様々なプログラムを揃え、オンラインまたは集合型、双方を組み合わせたブレンド型で提供している。英語教育事業系では、同社が運営するグローバル人材開発プログラム「PEGL(Practical English for Global Leaders:ペグル)」や子ども向けオンライン英語バイリンガルスクール「GO School」(2022年4月開校)のほか、ブレンディングジャパンが運営する子ども専用オンライン英会話スクール「ハッチリンクジュニア」が含まれる。ブレンディングジャパンは個人向けだけでなく、学校・教育機関向けにもサービス提供している。ITマネジメント事業系は、IT人材の育成を目的とした各種研修サービスや資格取得プログラムをオンラインまたはリアルな形式で提供している。ITサービスマネジメントの世界的なベストプラクティスである「ITIL(R)※」の認定研修サービスでは国内で約44%のシェア(ITIL(R)資格取得者数)と最大級となっている。

※ITIL(R) is a (registered) Trade Mark of Axelos Limited. All rights reserved.


(2) プラットフォームサービス事業
プラットフォームサービス事業では、インターナショナルスクールやバイリンガル幼児園などスクール型の教育サービスを展開している。2013年10月にアオバを子会社化して以降、アオバが2014年11月に「JCQバイリンガル幼児園(現 AJB(アオバジャパン・バイリンガルプリスクール)晴海キャンパス)」(東京都中央区晴海)を運営する現代幼児基礎教育開発(株)、2015年10月に「サマーヒルインターナショナルスクール」(東京都港区元麻布)を運営するSummerhill International(株)を相次いで子会社化した。また事業譲受によって2016年3月に「AJB芝浦キャンパス」(東京都港区芝浦)、2016年8月に「AJB早稲田キャンパス」(東京都新宿区高田馬場)をそれぞれ開設した。2018年4月には同社として初めての新設校「AJB三鷹キャンパス」(東京都三鷹市)を開校し、2019年5月にはインターナショナルスクール「LAIS(現 MIST)」(東京都三鷹市)を運営するLittle Angels学園(株)※を子会社化した。直近では2022年1月にAJISの高等部を対象とした「AJIS文京キャンパス」(東京都文京区本駒込)を開校したほか、2023年4月に「AJB用賀キャンパス」(東京都世田谷区上用賀)を開校し、校舎展開は一巡した格好となっている。なお、子会社の現代幼児基礎教育開発及びSummerhill Internationalについては、2021年3月にアオバが吸収合併した。

※Little Angels学園は2021年1月1日付で(株)Musashi International Educationに商号変更を行った。これに応じて「Little Angels International School(LAIS)」は「ムサシインターナショナルスクール・トウキョウ(以下、MIST)」と名称変更した。


2023年4月末時点でキャンパスは都心に12拠点体制となり、うちMISTを除くすべての拠点が、国際バカロレア(以下、IB)※1認証取得、または認定候補校(AJB下目黒キャンパス、用賀キャンパスは認定候補校申請予定)となっている。このうち、AJISについては初等教育プログラム(PYP)、中等教育プログラム(MYP)、ディプロマ・プログラム(DP)と、幼小中高すべてのIBプログラムで認証を取得している。国内のバカロレア認定校等数は2023年9月末時点で216校(うち認定校は、PYP59校、MYP36校、DP67校)となっており、このうちすべてのプログラム認証を取得したフルIB校は14校のみである。なお「MIST」については、IBと並ぶ国際教育プログラムであるケンブリッジ大学国際教育機構※2の認定校で、初等・中等・高等学校課程のすべてで認定を取得している(国内の認定校数は17校)。

※1 国際バカロレア機構(本部:スイス ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムである。国際バカロレアは、国際的な視野を持った人材を育成するとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)から大学進学ルートを確保することを目的として1968年に設置された。年齢別にPYP(初等教育プログラム:3?12歳)、MYP(中等教育プログラム:11?16歳)、DP(ディプロマ資格プログラム:16?19歳)の3つに区分されている。生徒は、各学校でDP課程の修了後、国際バカロレア協会が実施する統一試験に合格することでディプロマ資格を得ることになる。2023年1月現在の認定校は世界160以上の国・地域で約5,600校である。また、国内の大学で国際バカロレアを活用した入試を導入している大学は2023年1月時点で73校と年々増加している。
※2 英ケンブリッジ大学傘下の団体で、5?19歳を対象とする国際教育プログラム及び資格試験(IGCSE、Aレベル等)を提供する世界最大の国際教育機関である。現在、世界で160ヶ国以上、1万校を超える学校で、同プログラムが提供されている。同機構の認定するAレベルを修了した生徒は、英語圏を中心に世界中の大学において大学入学資格として認められており、Aレベル成績優秀者の入学申請は優遇されるケースもある。また文部科学省により、日本国内においてもAレベルの修了は大学入学資格として認められている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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