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注目トピックス 日本株/ネオマーケ Research Memo(5):売上高は微増ながら、営業利益は過去最高益を更新

2024/01/15 13:45

*13:45JST ネオマーケ Research Memo(5):売上高は微増ながら、営業利益は過去最高益を更新
■業績動向

1. 2023年9月期の業績概要
2023年9月期における我が国の経済は、訪日インバウンド需要の回復や新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)に端を発する規制の緩和により、社会経済活動の正常化が進み景気回復の兆しが見られた。一方で円安や資源不足による輸入価格の高騰が食品・日用品を含めた生活必需品の物価上昇圧力となるなど、経済の見通しは依然として不透明な状況が続いた。

ネオマーケティング<4196>の2023年9月期の連結業績は、売上高2,275百万円(前期比1.1%増)、営業利益311百万円(同11.1%増)、経常利益313百万円(同11.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益198百万円(前期は280百万円の損失)となった。売上高は微増も、利益面では体制構築に伴う人件費や設備費用などが増加した一方で、業務効率化の効果などにより営業利益は過去最高益を更新した。また前期に特別損失として、子会社化したZeroの減損損失を計上した反動で、親会社株主に帰属する当期純利益は大きく改善した。期初計画比では売上高は9.0%下回ったが、営業利益は3.9%、経常利益は4.5%上回り、親会社株主に帰属する当期純利益はおおむね計画どおりの水準で着地した。

2023年9月期は、認知向上施策やブランディング活動を推進した。クライアント企業の成功事例や同社の持つノウハウを記事コンテンツとしてサイトに掲載しリリース配信することで、見込顧客獲得につながる導線を構築した。中長期的な受注体制及びサービス提供体制拡充に向けてマーケティングコンサルタントの増員を見越した体制強化の構築に注力した。サービス強化にも取り組み、原材料高騰の影響から値上げの検討が必要な企業向けのサービス(バリューベースプライシングリサーチ)やAI活用時代におけるサービス実装を支援するサービス(ミステリーチャットサービス)といった、顧客が抱える課題やニーズに適応したサービス開発を実施した。

サービス別売上高では、デジタルマーケティング・PRは420百万円(前期比30.0%)の大幅増収となった。マーケティングリサーチからマーケティング施策の連動が機能した。インサイトドリブンは492百万円(同2.8%増)と増収となった。インサイトの創出につながる調査需要が堅調に推移した。カスタマードリブンは859百万円(同3.9%減)となった。前期にスポットで受託した大型案件の影響や、円高・原料高などによる顧客の予算引き締め等の影響があった。カスタマーサクセス・その他は503百万円(同9.4%減)に留まった。子会社Zeroにかかる売上高が減少したことによる。

単体ベースの主要KPI(組織の目標を達成するための重要な業績評価の指標)では、マーケティングコンサルタント数は37人、前期比1人の微増となった。取引社数は742社と前期比30社減で、新規獲得が計画を下回ったことにより減少した。一方、顧客単価は289万円(前期比8.2%増)と、既存顧客へのアップセル・クロスセルによって上昇した。

2023年9月期における同社のトピックスは、次のとおりである。「インサイト・ドリブンPR」サービスの提供を2023年7月に開始した。これは、同社の2,450万人のパネルネットワークを生かしたインサイトリサーチャーが取り組む信頼性の高い調査である。また、「ChatGPT」マーケティングリサーチ業務への活用も同月に開始した。これは生成系AIの活用により、リサーチャーの作業工程(情報整理、データ分析作業当)を大幅に削減するものである。例えば、従来は2?3営業日かかっていた1万件の自由回答のアフターコーディングを、5分に短縮する効果がある。さらに、(株)ママスクエアとの協業を同年9月に開始した。同社が保有するアンケートモニターではリサーチしづらい0?12歳の子どもやその親に対して、調査やサンプリングを行いやすくなる。「SNSダイレクトマーケティング」サービスの提供も同月開始した。これは、ターゲットの精緻な選定、ダイレクトコネクション、信頼性の高いアカウントなどの特徴を持つサービスである。このように、同社グループでは業績向上に向けて次々とサービスを充実・拡大している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)


《HH》
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