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注目トピックス 日本株/GMOメディア Research Memo(7):2024年12月期も2ケタ増収増益が続く見通し

2024/03/15 14:47

*14:47JST GMOメディア Research Memo(7):2024年12月期も2ケタ増収増益が続く見通し
■今後の見通し

1. 2024年12月期の業績見通し
GMOメディア<6180>の2024年12月期の連結業績は、売上高で前期比10.1%増の6,900百万円、営業利益で同21.7%増の650百万円、経常利益で同18.4%増の640百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同16.2%増の420百万円と2ケタ増収増益となり、連続で過去最高を更新する見通しだ。前期に引き続きゲームプラットフォーム事業や投資育成事業が業績のけん引役となる。第1四半期については前年同期の収益水準が高かったことや、1月の広告単価が軟調だったこともあり、売上高、利益ともに伸び率が鈍化する可能性はあるが、広告単価が堅調に推移すれば通期計画は十分に達成可能な水準と弊社では見ている。

主要サービス別の売上見通しについては、メディア事業ではゲームプラットフォーム事業や投資育成事業の「コエテコ」「キレイパス」がそれぞれ前期比20?30%増と2ケタ成長が続くほか、「ポイントタウン」が同5%増、「くまポン」が同横ばい水準となる見通し。前期にリソース不足で減収となった「くまポン」についてはリソースを増員し、売上水準を確保する計画となっている。一方、ソリューション事業では「GMOリピータス」が同10?15%増、「affi town」が同横ばい水準を見込んでいる。

費用面では販促費や広告宣伝費が前期並みの水準となるほか、人件費については業務の効率化に取り組むことで採用数を抑制するため、増加率は1ケタ台にとどまる見込みである。増収効果に加えてAIの活用による業務効率向上もあり、営業利益率は9.4%と前期比で0.9ポイント上昇する見通しだ。AIによる業務効率化の具体的な取り組みとしては、カスタマーサポート部門における顧客問い合わせ対応業務が挙げられる。これまで蓄積してきた顧客対応履歴をAIエンジンに学習させることで、顧客からの一次問い合わせについてはコンピュータでの自動対応が可能となった。この取り組みによって、カスタマーサポート部門の人件費は2022年12月期を100%とした場合、2023年12月期は70%の水準まで減少しており、2024年12月期はさらに30%の水準まで引き下げることを目指している。

新たな取り組みとして、ゲーム分野でブロックチェーンゲーム市場を開拓すべく、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」の独自レイヤー2※チェーン「GESO Verse」を2023年12月にリリースした。ゲームプラットフォーム「ゲソてん」の会員基盤と連携し、2024年12月期第1四半期より「ゲソてん」に新設する「ブロックチェーンゲームPARK」内のブロックチェーンゲームをプレイすることが可能となる。ブロックチェーンゲームの世界市場は2025年にプレイ人口で2022年比約7倍の24,000万人、市場規模で同約5倍の3兆1,000億円に拡大すると予想されており、日本での今後の普及拡大を見据えて同社でも新たに取り組むことにした。ビジネスモデルは従来のゲームプラットフォーム事業と変わりはなく、広告収入や課金収入で収益化する。ブロックチェーンゲームについては新サービスとなるため業績計画には織り込んでいないが、競争激化が続く既存のゲーム業界のなかで新たな需要を取り込もうとブロックチェーンゲーム市場に参入する企業が増える可能性があり、今後の動向に注目したい。

※レイヤー2とは2層目のブロックチェーンを指す。取引の大部分を独自レイヤー2チェーン「GESO Verse」で実行することで、データを書き込むレイヤー1チェーンの負荷軽減や処理速度の向上が期待できる。


また、現在システムリプレースを実施している「GMOリピータス」についても、顧客層の拡大を図るべく2024年後半に廉価版のサービスを開始する予定である。従来は、NTTドコモなど大手企業を顧客ターゲットとしてきたため、導入時にカスタマイズ開発が必要であったが、中堅企業でもポイントサイトを手軽に導入できるようにするため、使い勝手の良い機能を揃え、サービス提供していく。同サービスについても業績計画には織り込んでいないが、今後「GMOリピータス」のさらなる拡大に貢献する取り組みとして注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


《HH》
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