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注目トピックス 日本株/リグア Research Memo(1):2023年3月期は半導体不足による主要機材の入荷遅れから期初計画を大きく下振れ

2023/08/15 14:21

*14:21JST リグア Research Memo(1):2023年3月期は半導体不足による主要機材の入荷遅れから期初計画を大きく下振れ
■要約

リグア<7090>は、接骨院などのヘルスケア産業の経営支援に貢献する、問題解決型コンサルティングカンパニーである。社名の「リグア」は、「LIFE GUARD」におけるLIFEの「リ」、GUARDの「グア」をつなげたものであり、「生きる」を「支援する」という思いが込められている。体の不安がなく生きることをサポートする「ウェルネス事業」と、お金の不安がなく生きることをサポートする「ファイナンシャル事業」の2つのセグメントで事業を展開している。

※2023年8月8日付けでセグメント名を変更(接骨院ソリューション事業→ウェルネス事業、金融サービス事業→ファイナンシャル事業)


1. 2023年3月期の業績概要
2023年3月期の連結業績は、売上高2,837百万円(前期比11.4%減)、営業損失508百万円(前期は158百万円の利益)となった。世界的な半導体の供給不足に伴う主要機材の入荷見通しが不透明だったため、一定のリスクを織り込む形でレンジで期初計画(売上高は3,335?3,535百万円、営業損益は64百万円の損失?83百万円の利益)を発表していたが、期中の2022年11月に下方修正した。その修正値に対して売上高は達成したものの、営業利益は未達となった。ウェルネス事業においては、期初想定していたよりも主要機材の入荷がさらに遅延したこと、また、血行促進による疲労回復・筋肉の疲れやこりの緩和等の使用効果が期待できるヘルスケアブランド「Dr.Supporter」の使用効果を体感してもらうためのサンプリングや商品認知度向上のための積極的な広告宣伝費投下、人員の積極採用を実施したことで販管費が増加した。また、ソフトウェア初期費用の値下げを実施したことも影響した。ファイナンシャル事業においては前向きな構造改革の実施に伴い、先行投資費用が発生し、業績が一時的に落ち込んだ。

2. 2024年3月期の業績見通し
2024年3月期の連結業績は、売上高3,567百万円(前期比25.7%増)、営業利益170百万円(前期は508百万円の損失)、経常利益は150百万円(同527百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は90百万円(同774百万円の損失)と同社では見込んでいる。前期の業績悪化要因となった主要機材の仕入状況について、期初から回復が見込まれていることに加え、「Dr.Supporter」の受注が堅調であること、前期に計上したソフトウェアの減損処理及び減価償却費やその他諸経費の削減効果に伴う販管費の圧縮効果により、主力のウェルネス事業では収益改善が見込まれる。ファイナンシャル事業において、2024年3月期は前期からスタートした構造改革の2年目にあたるが、安定収益の確保と既に引き合いのあるM&A仲介等の財務コンサルティングを強化し、売上高及び利益の安定確保に努める方針だ。同社ではファイナンシャル事業の構造改革を2024年3月期末までに完了させ、2025年3月期以降の業績大幅回復を目指している。

3. 中期成長戦略
同社は、既存事業であるウェルネス事業及びファイナンシャル事業の拡大に加え、健康サポート領域で事業を展開する戦略を掲げている。既存事業のうち、ウェルネス事業は、主要商品であるレセプト計算システム「レセONE」の機能追加等ソフトウェアが順次リリースされることにより業績が拡大すると弊社では見ている。また、ファイナンシャル事業は、取扱商品の拡充等により業績が拡大すると見ている。一方、中期的な成長のために取り組んでいる健康サポート領域では、IFMC.技術※を用いたヘルスケア商品(一般医療機器)を展開する方針である。すでに2021年6月より、日常をケアするサポーター「Dr.Supporter」、同年10月から、保湿・ボディクリーム「My.Supporter」を販売している。弊社では、セルフケア健康機器市場から、ベッドリネン寝具小売市場、スポーツ用品国内出荷市場へと展開されるポテンシャルがあると期待している。

※IFMC.(イフミック:集積機能性ミネラル結晶体)は(株)テイコク製薬社が温泉療法に着眼して製造したナノメーターレベルの非常に微小なミネラルの結晶体。数種類の鉱物を組み合わせて鉄分の多い温泉水に一定時間浸漬し、その溶出液を特殊処理して抽出する。


■Key Points
・「生きる」をサポートする事業として、ウェルネス事業とファイナンシャル事業を展開
・2023年3月期は世界的な半導体不足の影響を受けたウェルネス事業の業績が期初想定に対して大幅に悪化。営業損失は508百万円で着地
・2024年3月期は主要機材の入荷見通し改善、販管費圧縮効果、「Dr.Supporter」の販売伸長などから営業利益は170百万円と黒字転換を見込む
・健康サポート領域は、セルフケア健康機器市場からベッドリネン寝具小売市場、スポーツ用品国内出荷市場へと展開されるポテンシャルがあると期待

(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)


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