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注目トピックス 日本株/アクシスC Research Memo(7):2025年6月期に売上高6,150百万円を目指す。新領域も視野へ

2023/10/12 12:47

*12:47JST アクシスC Research Memo(7):2025年6月期に売上高6,150百万円を目指す。新領域も視野へ
■中長期の成長戦略

1. 成長戦略
アクシスコンサルティング<9344>は成長戦略として、「リカーリングビジネス推進によるスキルシェア及び事業会社向けサービスの拡大」を掲げている。主力のコンサルティングファーム向けの人材紹介を継続しながら、市場成長率の高いスキルシェアと成長余地の大きい事業会社向けサービスを拡大させる考えだ。さらに同社グループが蓄積してきたデータベースを一層充実・拡大し利用率を高めて、人材紹介とスキルシェアの複合サービスを効果的・効率的に提供していく。重点施策としては、「副業サービス強化」「アップセル・クロスセル強化」「マーケティング強化」「システム投資」の4項目を設定した。また中期業績目標として、2025年6月期には売上高6,150百万円、営業利益1,010百万円を目指している。

さらに同社は成長を図る指標として、大手コンサルティングファームに在籍する現役コンサルタントの登録シェアを現在の約「4人にひとり」から2026年6月期末までに「3人にひとり」に、長期的には「2人にひとり」に拡大することを総量目標としている。 将来的にはデータベースを活用した新規領域の展開も視野に入れている。

(1) 副業サービス強化
副業という新たな登録動機を興すことで、従来の正社員転職者やフリーランスと異なる人材との接点を確保し、「コンパスシェア」への登録・更新を促す。また、転職希望者やフリーランスが案件獲得のため自身の情報を積極的に登録・更新することを促すほか、応募の増加を図る。これにより企業にとっては利便性が高まり企業の相談件数の増加が見込まれる。これを受け、ハイエンド人材のさらなる集客にもつながるという循環が生まれる。さらに、「コンパスシェア」のサービス価値の向上だけでなく、「コンパスシェア」を通じて同社データベースの総量拡大を目指す。

2023年6月期においては相談メニューを多様化するなど、サービスメニューを充実することでユーザーの利便性を高め、現役コンサルタント及びコンサルファーム経験者の登録者数が増加した。

(2) アップセル・クロスセル強化
事業会社向けの正社員採用サービス、「フリーコンサルBiz」「コンパスシェア」を総合的に提案する「クロスセルチーム」を立ち上げ、事業会社向けのソリューション提案力を強化する。従来は事業ごとに個別の担当者が提案していたが、チームで総合的な提案を行いさらなる活用率の向上につなげる。これにより、正社員求人を行う事業会社に対しフリーコンサルタントの利用提案を推進するほか、フリーコンサルタントが課題解決後、内製化のニーズに応え正社員採用となることも促進する。

さらに複合的なソリューションを提案・提供することでサービス間の循環を加速し、顧客当たりの取引拡大を目指すための体制を構築する。企業向け営業の専業部隊を組織化することで、グループ横断的に営業機能の強化を進めている。

(3) マーケティング強化
これまでの広告宣伝のメインは人材の獲得であったが、今後は企業獲得、全社的なブランディング強化にも積極的に資金を投下する。

人材獲得の広告は、転職・フリーランス・副業に興味を持つ幅広いハイエンド人材向けに、Web広告やメディア媒体等のチャネルを組み合わせながら戦略的な広告投下を行う方針だ。企業獲得においては、従来、問い合わせや登録人材からの紹介が主な顧客開拓手段であったが、今後は事業会社の新規獲得を目的にWeb広告メインのプロモーション活動へ積極的に投資する。加えて、コーポレートブランディングの一環として、広告投下も重視する。様々な媒体や企画を通じて、企業理念・ビジョンを各ステークホルダーに正しく伝え、ブランディングの向上へとつなげていく。最近では、ビジネス誌への掲載や、タクシー広告・エレベーター広告により、認知度向上を図っている。

(4) システム投資
同社グループは、ハイエンド人材・顧客企業とのさらなる接点の機会を増やすため、UI/UX※の向上を目的としたサービスの拡充を目指すと同時にデータベースの整備により経営管理の高度化も目指す。

※「UI」とはユーザーインターフェイスの略でWebやアプリで目にするものすべてを指し、「UX」とはユーザーエクスペリエンスのことで商品やサービスを通じて得る経験・体験を指す。


具体的には、ハイエンド人材や事業会社等と直接つながるフロントエンドではプラットフォームを拡張し、蓄積されたハイエンド人材のデータベースを生かしたキャリアパス支援を行う。バックエンドではリカーリングサービスの推進のため、KPI の可視化や機械学習による予測モデルの導入を行う。すでにリカーリングビジネス推進の基盤となる、統合データベース構想に着手しているところである。

長期的には、デジタルプラットフォームのグローバル展開、コンサルティングファーム/SES※事業のグループ化による請負事業への参入を目指す。その後は蓄積したデータベースを基に新規領域への展開を視野に入れている。

※システムエンジニアリングサービスの略で、ソフトウェアやシステムの開発等における特定の業務に技術者の労働を提供する契約のこと。


2. SDGs への取り組み
同社グループは、「課題解決と価値創造のパートナー」としてハイエンド人材と企業・団体・地域をつなげ、人材の持つ才能(チカラ)を社会に届ける活動を行っている。創業時より従業員を「人的資本」として捉えた経営を推進してきた同社は、フルフレックス・リモートワークの導入、社員イベントとして毎月のランチ会による親睦などを行っている。また、同社が提供する「フリーコンサルBiz」を通して、企業・産業の技術革新をサポートしている。

さらに同社は、社会課題の解決に寄与するアイディアを表彰する(一社)渋谷未来デザイン主催アワード『NOVUS FUTURE DESIGN AWARD 2022』に、メインパートナーとして協賛した。同イベントの受賞チームに副賞として「コンパスシェア」を提供し、受賞アイディアの実装化をサポートしている。

2023年4月には、コンサルティングをより身近に感じてもらうことを目的として、NTTコミュニケーションズ(株)が提供する「ビジネスdアカウント」と連携した。これにより500万人を超えるユーザーを擁する「ビジネスdアカウント」で「コンパスシェア」にログインできる機能拡充を行い、新規事業の検討や事業課題の整理などについて現場の第一線で活躍する人材へ気軽にアドバイスを依頼できるようになった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清野克純)


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