簡単に探す
スクリーニングテクニカルシグナルで探す直近のイベントから探すロングショートのペアを探す | |||
基本情報業績分析プレミアム分析 | |||
市況ニューストレンドマップ指数ランキング株式分布チャート | |||
J-REIT検索J-REIT分析 | |||
マイメニューマイ銘柄 | |||
企業業績には実績と予想がある。実績というのは、すでに終わった期の実績ということで、予想というのは、今期(現在進行中)の予想ということになる。
株価というのは、基本的に、将来の見通しによって評価されるので、実績の業績よりは、予想の業績が重要ということがいえる。それは、代表的な指標であるPERを見ても明らかで、通常は、PERは今期の予想一株利益を基に計算される。
更にいえば、業績予想に関しては、適宜修正が発表されるので、今後の業績予想が上方修正されるか、下方修正されるかが株価に大きな影響を与えるといえる。「業績予想分析」は今後の業績予想の修正を占う上で役に立つだろう。
早速、「業績予想修正チャート」を見てみよう。
まず、一番上の売上高の棒グラフでいうと、黄緑色の棒グラフは、「業績予想」を表している。また、濃い緑色の棒グラフは、「実績」を表している。
上の図をもう少し詳しく見てみよう。2008年4月25日に2009年3月期の予想が発表され、その後、上方修正、下方修正を経て、最終的には、濃い緑色の実績が決算で発表されている。同時に、予想データは2010年3月期に移る。
グラフの見方が分かったと思うので、チェックするポイントを挙げる。まず、
これにより、その企業の期初の予想が、保守的なのか、楽観的なのかが分かる。もちろん、年によって上方修正したり下方修正したりするのは仕方がないことだが、いつも同じように上方修正していたり、下方修正しているような場合は、保守的か楽観的かの傾向として今期の参考にすることができるだろう。
次に、
これにより、業績予想に対するリスクの大きさが分かる。例えば、市況や為替レートに大きく影響される企業は、その分業績予想の修正幅も大きくなるため、それによる株価変動のリスクも大きいと考えたほうがよい。
最後に、業績予想修正チャートの一番下の折れ線グラフは、株価とPERの推移を表している。ご存知の通り、PERは低いほど割安とされるが、銘柄によっては、万年低PERのような不人気銘柄も多い。このグラフを見れば、過去のPERの水準から見て、現在の水準が割安かどうか判断することができるだろう。
※ 「業績予想分析」ページは株マップ.comプレミアム会員専用ページとなります。
次回は、「第11回:銘柄分析を使いこなす、理論株価分析の真髄に迫る!(その1)」です。
当ウェブサイトの各種情報の掲載は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的にしたものではありません。実際に投資を行う際の意思決定は、お客様ご自身の判断で行うようにお願い致します。当ウェブサイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研又はJPX総研の関連会社、日本経済新聞社、野村総合研究所、セントラル短資FX、S&P Opco, LLC、フィスコ(総じて「本情報提供者」といいます。)からの情報の提供、許諾を受けております。当ウェブサイト及び本情報に関する著作権を含む一切の権利は当社及び本情報提供者に帰属します。日経平均株価に関する著作権並びに「日経」及び日経平均株価の表示に対する知的財産権その他一切の権利は、全て日本経済新聞社に帰属します。JPX日経インデックス400は、JPX総研及び日本経済新聞社の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、当該2社に帰属します。TOPIX(東証株価指数)をはじめとする株式会社JPX総研が算出・公表する指数(以下「TOPIX等」といいます。)の指数値及びTOPIX等に係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、将来の結果を保証するものでもございません。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。なお、詳細については、下記免責事項を必ずお読みいただくようお願い致します。お客様は、当社の画面に表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません