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「簡易スクリーニング」をマスターしたら、当然、「詳細スクリーニング」を使いこなしたい。
簡易スクリーニングとの最も大きな違いは、扱える指標の多さだ。
簡易スクリーニングでは、8つの指標だったが、詳細スクリーニングでは、22個の指標を使うことができる。
財務指標系を始めとして、テクニカル系の指標まで、通常使う分には必要十分なものが用意されている。各指標については、指標名のリンクをクリックすると、説明が表示される。
詳細スクリーニングでは、スクリーニング結果を並び替える時に、複数の指標で評価することができるのも簡易スクリーニングとの違いの一つだ。
やり方は簡単。並び替えの指定は、各指標について行うことができるので、複数の指標について、指定すればよい。
例えば、
とすれば、PERとPBRでは割安が評価され、大型株で、自己資本比率が高い銘柄がトータルとして評価され、トータル評価が高い順に表示される。
更には、それぞれの指標に並び替えの重み付けをすることもできる。
例えば、先ほどの例に加えて、
といったちょっとした重み付けをしたい場合、「並替重み」に、
を指定すると、それぞれの指標が評価されてランキングされる。 上記の例でいえば、低PBRと自己資本比率が高い銘柄がより重視され、低PERと時価総額はその半分ぐらい加味するといった評価ができる。
最小値と最大値と、並替重みをうまく組み合わせれば、あなた独自の銘柄評価で銘柄をスクリーニング&ランキングすることができるというわけだ。是非、勝利の方程式を見つけ出して欲しい。
これはいいと思う条件設定ができたら、保存機能を使って、条件を保存しておこう。
「ユーザー定義条件を保存」のところで、3つの定義を保存しておくことができる。
次回からは、「ユーザー定義条件を選択」から保存した定義をクリックすれば、自動的に条件がセットされる。
最後に、スクリーニングを使って銘柄を探すのは有効な手法だが、理想的には、スクリーニング条件も複数のパターンを用意しておきたい。そうすれば、投資する銘柄が、同じような特性の銘柄に偏ることなくうまく分散できるだろう。
※ 「詳細スクリーニング」ページは株マップ.comプレミアム会員専用ページとなります。
次回は、「第15回:銘柄探しを使いこなす、テーマで探す編!」です。
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