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株マップの検索ツールを使っていて、自分のこだわりの検索条件を入力し、いざ「検索実行」ボタンを押すと、「検索結果はありません」と寂しいメッセージがでたことはないだろうか。
今回紹介する株式ドリルダウン検索は、常に該当銘柄数を確認しながら、徐々に銘柄を絞り込んでいける銘柄検索ツールだ。従って、検索結果が0件になる心配がない。
まずは検索トップページからみてみよう。
各項目の横にある()内の数字が、現在リアルタイムでその条件に当てはまっている銘柄数だ。たとえば、「東証プライム(1734)」とあれば、東証プライムに上場している銘柄数は1734銘柄で、こちらの項目を選択すると1734件の検索結果が出てくることになる。
ここでは以下の条件で超割安株を探してみよう。
まず「50万円以内」の項目をクリックすると、検索結果のページに移る。ここでは全銘柄中3422件までに絞られた。検索結果は平均売買代金の大きい順に並んでいる。つまり、流動性の高い順に並んでいるため、実際の購入時に買いやすい順となる。
ここで以前までに選択した条件は残っているので、「単元株価格50万円以内」に続いて「PER10倍以内」をクリックすると、「単元株価格50万円以内&PER10倍以内」の複合検索ができることになる。その都度、左側の項目の()内にある銘柄数はその条件に従って変動する上、複合検索の結果0件になる項目は自動的に消されている。なので、次の検索項目に移る前に、どの程度絞り込まれるかがわかることになる。
続いて「PER10倍以内」、「PBR1倍以内」、「配当利回り3%超」、「財務健全性スコア8以上」と条件をクリックしていこう。
出てきた銘柄の顔つきを見た上で、もうちょっと条件を緩めてみたい時は、上部にある「一つ戻る」で前回の条件まで戻ることができる。
これが、「単元株価格50万円以内 & PER10倍以内 & PBR1倍以内 & 配当3%超 & 財務健全性スコア8以上」の複合検索結果だ。銘柄数は88件まで絞られている。
検索結果の表にある項目名をクリックすると、前日比やPER、PBR、配当利回りで並び替えることが可能だ。ある程度まで絞られたらこちらの機能を使って、その条件の順に各銘柄の詳細ページを渡り歩いてもよいだろう。
左側の項目は最終的な検索結果が最小になるまで表示されている。
従来のスクリーニングより、より絞り込みのプロセスが実感できるところがドリルダウン検索の強みといえるだろう。
自分のこだわり条件の順に項目を選択していき、これぞという銘柄を見つけて欲しい。
次回は、「出遅れ株発見の決定版「2匹目のドジョウ」分析を解説!」です。
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