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株マップ.comが何故「マップ」という名前がついているのか、そのゆえんが、「株式トレンドマップ」「ファクタートレンドマップ」という銘柄探しツールだ。今回は株式トレンドマップを紹介する。
こちらが、2011年8月11日の相場終了後の「株式トレンドマップ」(過去1日絶対リターン)だ。株マップでは、取り扱う全ての銘柄で「成長性スコア」「割安性スコア」「企業規模スコア」「財務健全性スコア」「テクニカルスコア」などの10段階評価を行っている(第3回「クォンツスコアは株の通信簿、その有効性をズバリ斬る!」を参照)。トレンドマップ上の「成長」の欄には、このうち現時点で「成長性スコア」が高い(9または10)銘柄が集計される。表の中で「成長」かつ「割安」の箇所には、成長性スコア・割安性スコア共に9または10の銘柄が集まっている、というわけだ(「成長」かつ「成長」の欄は「成長性スコア」が10のものだけが集まっている)。トレンドマップ上で横軸と縦軸はどちらが先でも同じ銘柄が入っている(「成長×割安」も「割安×成長」も同じ)。
ちなみに、「順張り」「逆張り」はリターンスコアから導き出される。リターンスコアは、最近の株価の動向を表すスコアで、こちらのスコアが高いほど、現在の株価が過去の平均より高い位置にあり、低いほど、過去の平均より低い位置にあることを示している。「順張り」はリターンスコアが高い銘柄、つまり平均より高い位置にあるのでトレンドに乗ってより高い株価を目指す銘柄、「逆張り」はリターンスコアが低い、つまり平均より低い位置にあるので、株価は底を打ったとみてそこからの反騰を狙う銘柄、とみることができる。
「成長」かつ「割安」の欄をクリックすると銘柄一覧が表示される。
トレンドマップのセルの数値は、上記(過去1日絶対リターン)の場合、前日終値と比較したその銘柄群全体の騰落率となる。つまり、「成長×割安」の0.04という数値は、成長性・割安性共に非常に高い銘柄は、前日終値と比較して0.04%騰がった、ということだ。
セル内の色は騰落率に応じて変化する。過去1日リターンの場合は上記となる。リターン期間によって色のしきい値は違う(たとえば過去1年リターンは-30%?+30%)ので注意が必要だ。
このように、株式トレンドマップは、株マップが全ての銘柄の中から、特徴的な傾向を持つ銘柄を抽出し、その騰落率(過去1日、過去1週間、過去3ヶ月、過去1年から選択可能)毎に色を付けた表だ。
「表示モード」を「相対リターン」にした場合は、対象となるインデックス(日経平均、日経300、TOPIXから選ぶことができる)と相対比較した騰落率を表示している。相場全体の浮き沈みを織り込んだ上で、よりそのカテゴリーに当てはまる銘柄群がどのようなパフォーマンスだったのかを知るために使うことができる。
また、トレンドマップ内で自分の気になる銘柄がどこに位置しているのか知る機能も付いている。「該当セルサーチ」に銘柄名または銘柄コードを入力し、「検索を実行」を押してみよう。
6758 ソニーを検索した結果が上記となる。つまり、ソニーは現時点で「大型」「逆張り」「技術」のカテゴリーに入っており、同じカテゴリー内の銘柄群は、8月11日では比較的成績が良くなかったことが解るだろう。
トレンドマップの「表示モード」で「銘柄数」を選択すると、そのカテゴリー内にいくつ銘柄が含まれているのかを一覧することもできる。
先ほどの銘柄一覧のページの上部に「指数チャート」というリンクとボタンがある。こちらをクリックすると、「成長×割安」の銘柄がどのようなパフォーマンスであったかを見ることができる。
成長性スコアが高く、かつ、割安性スコアが高い銘柄は、日経平均と比較して好パフォーマンスを上げていることが読み取れる。下段のチャートからは、日経平均に対して4%程度上回った成績を残していることがわかる。
上記を理解した上で、改めてトレンドマップ全体を見てみよう。8月11日は全体的に「テクニカルスコア」が高い銘柄が優勢だったことが解る。逆に、「大型」、つまり「企業規模スコア」が大きい銘柄は全体的に軟調だったようだ。
下段は銘柄を業種で分類している。「消費・卸売」「医薬・食品」に相当する銘柄は比較的堅調で、「金融」「素材」の銘柄は弱含みだったことが理解できるだろう。
株式トレンドマップは、毎日リアルタイムに相場とともに変動する(20分遅れ会員、ゲストの場合は20分遅れで更新される)。寄付き時点でまず当日に物色される業種を把握したり、何か特徴的な動きがないか、チェックする際に有効だろう。
株式トレンドマップは長期投資を考える際にも有効だ。リターン期間を「過去1年」にしてみると、以下のようになる。
これを見ると、「割安」カテゴリーに入る銘柄が長期的にもパフォーマンスが良さそうだ。興味深いのは「割安」なのにもかかわらず、株価が平均より高い位置にある「順張り」でもある、という一見矛盾した銘柄の騰落率が1年で30%以上ということだ(割安×順張り銘柄一覧)。
こちらが「割安×順張り」の過去3年パフォーマンスだ。「割安×順張り」の銘柄は日経平均と比較して倍近い利益を上げられることが検証できるだろう。
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