株マップ活用特集

第5回:株価のサイクルを捉えろ、日柄値幅分析とは −基本編−


日柄値幅分析とは

日柄とか値幅とかいう言葉は、株式をやっている人なら聞いたことがあるだろう。

日柄:
株価の上げ下げにかかる日数のこと。株価は上昇トレンドと下降トレンドを繰り返していて、それぞれある一定のリズムを持って動いているように見える。そのリズム、とりわけ、時間的なリズムを日柄という。つまり、上昇サイクルはおよそ何日続いて、下降サイクルはおよそ何日続くか。その日数をそれぞれの「日柄」というわけだ。

値幅:
これはその文字通り、株価の値幅のこと。やはり、上昇トレンド、下降トレンドのサイクルに当てはめると、それぞれの値幅、つまり、上昇トレンドの1サイクルではどの程度の値幅があって、下降トレンドの値幅はどうかということになる。当然ながら、値動き(ボラティリティ)の大きな銘柄ほど、値幅は大きくなるし、長いトレンドを形成するような銘柄の値幅も大きくなる。

株マップの「日柄値幅分析」では、以下のようなプロセスで分析している。

  1. 各銘柄の過去の株価から、高値から安値、安値から高値のターニングポイントを探し出し、上昇トレンド期間と、下降トレンド期間のサイクルを決定する。
  2. 上記の各サイクルの平均値を測定することで、平均的な、「日柄」と「値幅」を算出する。
  3. 現在の株価の位置と、前回ピークからの日柄、値幅により、現在の株価の状況を判別、今後の株価の方向と、目標値を推定する。

要は、株価の上下動のサイクルを測定して、大胆にも将来の株価を予測してしまおうというわけだ。

ここで、日柄値幅分析チャートの一例を挙げてみた。

<日柄値幅分析チャートの例>

日柄値幅分析チャート

赤い三角の期間が上昇トレンド、青い三角の期間が下降トレンドだ。
この銘柄の過去の日柄サイクルでは、上昇が10日続いて、下降が6日続くというサイクルとなっている。直近の高値からは、6日経過しているので、下降期間はそろそろ終了で、これから上昇に転じるのではという予想になる。

また、同期間の値幅を見ると、上昇には365円、下降には、−311円の値幅が平均値なため、それを基準に株価の目標値が算出されている。

このチャートからも分かるとおり、比較的短期的なトレードの参考にする分析といえるだろう。

それでは、日柄値幅分析について、次回は、うまく活用するコツとか、注意点とかを紹介しよう。

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次回は、「第6回:株価のサイクルを捉えろ、日柄値幅分析とは −応用編−」です。

目次

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